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1. |
設計・施工分離とは?
大きく設計施工の関係を分けると・・
@ ハウスメーカーや工務店が行う方法=一括請負方式
設計施工を1社が請負い、自社で作成した設計図をもとに工事部門が施工する。
設計料など特に見積などに項目もなく、工事費に含まれる”粗利”で処理される
A 設計事務所+工務店が行う方法=設計・監理+一括請負方式(工務店契約)
工事を1社が責任をもって請負い、設計を行った設計事務所の監理下のもと工事
を完成させる
B 設計事務所+専門工事会社(20〜30社)=設計・監理+分離発注方式(直接契約)
=CM方式(コンストラクションマネージメント)=
工事を数十社の各専門工事会社が担当する工事を別々に請け負い、設計を
行った設計事務所の監理下のもと各専門工事会社が担当工事を完成させる。
【ポイント】
設計はクライアントの代理人であるべきだが、設計と施工の関係が密接な場合、本来行われる”クライアントの変わりに判断する”が無くなってしまいます。 |
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2. |
監理と管理?
読みは同じでも大きな違いがあります。建築家の監理はクライアントの立場に立って、代理人として工事監理を行なうものです。それに対して施工者の管理は、工事施工者の立場で現場の作業を指揮管理すると同時に、施工上の品質管理を指しますが、建築家の監理は施エ者の品質管理
を確認することです。つまり、工事監理業務は、工事が設計図書に示すとおり正確に実施されているかどうかを確認する業務です。
【ポイント】
クライアント側と施工者側の間に立ち判断するのが、設計監理です。
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3. |
設計・施工を分離するとどうなる?
設計・施工分離方式のメリットは次の3つに集約されます。 1.設計の質が工事金額によって左右されない。
2.入札、見積り合わせ等で工事費の削減・調整ができる。
3.正しい工事監理システムによって契約内容が保証される。
【ポイント】
設計側も施工側も、本来の良さを引き出す為にも、設計側と施工側、各々の主張が通る仕組みが必要なため、設計・施工分離方式は不可欠。
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